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5.272019
レディーススーツの着こなし
- レディーススーツのスタイリングでつい悩みがちなのが、中に合わせるインナー。そもそもレディーススーツに合うインナーにはどのようなものがあり、選ぶときはなにを基準に考えれば良いのでしょうか。レディーススーツに合わせるインナーの選び方をご紹介します。
レディーススーツに合わせるインナーの種類
レディーススーツのインナーには大まかに分けるとブラウス、カットソー、シャツの3種類があります。それぞれの特徴を説明しましょう。
ブラウス
ブラウスは広義にはシャツの一種ですが、最初から女性向けに作られている衣類を指します。特徴は、形が丸みを帯びていたり、ウエスト部分が絞られていたりすること、フリル、リボン、サッシュ、ドレープなどの装飾がよく施されていること、シースルーな素材が使われること、などです。
カットソー
カットソーの定義は「ニット素材の生地を裁断し、縫製して作られる衣服」というものです。ただ、これだと範囲が広くなり、イメージがつかみづらいかもしれません。レディーススーツに合わせるカットソーと言えば、基本的に衿とボタンのないシンプルなのものと捉えてしまっても良いでしょう。ネックラインはラウンドネックやスクープドネック、スクエアネックなどが主流ですが、リボン付きなどのデザインカットソーも人気があります。
シャツ
男性のワイシャツのように衿とボタンのあるインナーです。衿型にはスキッパーカラー、シャツカラーなどがあります。スキッパーは第1ボタンに該当する部分がなく、衿をジャケットの外に出して着るタイプのカラーです。就活でもよく着用されるように、シャツをインナーに着るとかっちりとした印象になります。
レディーススーツの インナーの選び方
インナーを選ぶときのポイントは次のとおりです。
白やピンク、水色など淡い色を合わせる
レディーススーツに合わせるインナーの基本は白です。他に選ぶなら薄いピンクや水色、グレーなどが候補に挙がります。柄物も、派手すぎず落ち着いたものならおしゃれに見えるでしょう。
フリルブラウス、リボンタイなどの女性らしいインナーを選ぶ
シンプルになりすぎるのを避けたいときは、フリルやリボンタイなどの女性らしいデザインのインナーを選びましょう。素肌になじむ、とろみのある素材のシャツも女性らしいソフトな印象になります。
露出度が高すぎるもの、派手すぎるもの、下着が透けてしまうものは避ける
ただし、胸元が空きすぎているなど露出度が高いもの、色や柄、デザインが派手すぎるもの、インナーから下着が透けて見えてしまうものなどはオフィスで身につけるのにふさわしくありません。必ず一度鏡の前でチェックしてみましょう。
レディーススーツのインナーのコーディネート例
スーツとインナーはどう組み合わせれば良いのでしょうか。おすすめのコーディネート例も見てみましょう。
グレースーツ×淡いピンクシャツ
派手すぎない淡いピンクのシャツは汎用性の高いアイテムの一つ。グレースーツにほんの少し華やかさをプラスできます。
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ネイビースーツ×ストライプシャツ
奇抜な柄のインナーはビジネスシーンではNGですが、スーツと色のトーンを合わせたストライプのシャツなら、かえって気品のあるコーディネートに。身頃と衿の色柄が異なるクレリックシャツは、若々しくキュートな印象になります。
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ネイビースーツ×白カットソー
ネイビースーツに白カットソーという定番のスタイリングです。完全な白無地だとさびしいというときは、写真のようにビジューやパールをあしらったデザインのカットソーを選ぶのがおすすめです。—————-☆
グレースーツ×デザインカットソー
同じカットソーでも、リボン付きのデザインカットソーにすれば女性ならではのスタイリングに。リボンは蝶結びにするか、抵抗があるという場合は写真のように軽く結ぶ方法もあります。デザインがかわいらしいアイテムは、かわいくなりすぎないように色のトーンを抑えるなどの調整をするのがポイントです。
インナーを工夫することで、レディーススーツのコーディネートの幅はいまよりもずっと広がります。ブラウス、カットソー、シャツなどから自分に合った、そしてTPOにも合ったインナーを選んで組み合わせましょう